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開放型ヘッドホンで音に浸る!オーディオテクニカATH-AD500Xのレビュー:クリアな高音と快適な装着感

オーディオテクニカ ATH-AD500X レビュー:開放型ヘッドホンの魅力とは

オーディオテクニカのATH-AD500Xは、開放型(オープン型)のヘッドホンです。特徴的なのは、その広がりある音場と、長時間でも快適に使える装着感。普段音楽を聴くのが好きな方、特に高音域のクリアさを求める方におすすめです。

開放型ヘッドホンの特徴

開放型ヘッドホンは、耳を覆う部分に穴が開いているため、音が外に漏れやすく、外部の音も聞こえやすいという特徴があります。これにより、密閉型ヘッドホンに比べて圧迫感が少なく、自然な音場で音楽を楽しめます。しかし、音漏れが気になる場所での使用には向きません。

ATH-AD500Xのスペック

  • ドライバー:φ53mm
  • 方式:開放型
  • 再生周波数帯域:5~40,000Hz
  • インピーダンス:38Ω

これらのスペックからも、ATH-AD500Xが高音域までクリアに再生できることがわかります。

実際に使ってみた感想

ATH-AD500Xを実際に使ってみて、まず驚いたのはその音の広がりです。ボーカルや楽器の音が、まるで目の前で演奏されているかのように感じられます。特に、アコースティックギターやピアノなどの繊細な音を聴く際には、その表現力に感動しました。

装着感も非常に良好です。3Dウイングサポートとトータルイヤフィット設計により、頭への圧迫感が少なく、長時間使用しても疲れません。イヤパッドも起毛素材で肌触りが良く、快適に音楽を楽しめます。

コードは取り回ししやすい片出しタイプで、絡まりにくいTPEシースを採用しています。耐久性も高く、長く使い続けられそうです。

他のヘッドホンとの比較

開放型ヘッドホンには、他にも様々なモデルがあります。例えば、Sennheiser HD 600は、ATH-AD500Xよりもさらに高音質で、プロの音楽制作現場でも使用されています。しかし、価格も大幅に高くなります。

また、Beyerdynamic DT 990 PROは、ATH-AD500Xと同様に、高音域のクリアさと快適な装着感を両立しています。DT 990 PROは、ATH-AD500Xよりも低音域が強調されているため、ロックやEDMなどの音楽を聴くのにおすすめです。

ATH-AD500Xは、これらの競合製品と比較して、価格と性能のバランスが非常に優れていると言えるでしょう。

メリットとデメリット

メリット:

  • クリアな高音域
  • 広がりある音場
  • 快適な装着感
  • 手頃な価格
  • 耐久性の高いコード

デメリット:

  • 音漏れしやすい
  • 遮音性が低い

まとめ

オーディオテクニカATH-AD500Xは、開放型ヘッドホンならではの自然な音場とクリアな高音域を楽しめる、コストパフォーマンスに優れたモデルです。普段音楽を聴くのが好きな方、特に高音域の表現力を求める方におすすめです。